こんにちわ。


ダナハーが2020年の3Qの決算発表をし、大きく株価が動く結果となりました。


早速、内容を確認していきましょう。







2020年3Qの決算内容

2020年第3四半期の、ダナハーの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は58億8300万ドル
    (2019年の43億7800万ドルから比較して34.37%増)


  • 純利益8億8350万ドル
    (2019年6億6800万ドルから比較して32.26%増)


  • 2020年の第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は1.16ドル
    (2019年の0.89から比較して30.3%増)


  • 営業利益は10億8700万ドルで
    (2019年の8億3500万ドルから比較して30.17%増)

これで2期連続売上2桁増、営業利益2桁増とまさに、好決算と言える内容でした。


グラフにすると、下記の通りとなりました。


dhr-q3

2019年4Qにおいて大きく、落ち込みを見せたものの、2020年1Q以降の売上の増加率は圧倒的成長率と言えます。


加えて同社の強みはその、キャッシュフローの強さにあるわけですが、


2020年第3四半期の営業キャッシュフローは17億ドルで、前年比93.0%増加となる増加、非GAAPフリーキャッシュフローは15億3000万ドルで、前年比110.0%増加となる圧巻の内容でした。





前回からの推移について

【DHR】ダナハー

dhr-chart


ウォッチし始めたのが、直近の1か月ほどですのであまり、過去の履歴には詳しくありません。


というのもジョインしたのですら、つい先週のことです。(笑)



というわけで、ざっとチャートを追っていきますが、あまりの好決算ぶりに発表当日は+7.43(3.28%)となる株価上昇を記録しました。


ホルダーの皆様、おめでとうございます!


コンセンサスEPSである1.36を大幅に上回る1.72をマークし、これで4期連続の予測超えを達成しました。


最後に予測を下回った2019年3Qの時点からは、62.26%となる大幅な改善となっています。


むしろ1年で、ここまで変わるというのも改めて凄い企業ですね・・・。



これも同社の文化である、戦略的かつ効率的な買収手腕の高さと、DBSによるカイゼンの賜物であり、短期間でも大幅に収益構造を立て直していく強さを目の当たりにしたような内容だったかと思います。






まとめ


当日は、好決算の内容を受けてか、一部の銘柄を除きヘルスケアセクター全般がプラスへと転じたようで波及効果も多かったように思います。


管理人も所有するヘルスケアETFのXLVも、大きく動いていました。


有難いことです!



決算直前の株価もよかったですし、期待して事前に少しだけ打診買いしておきましたが、もっと早めにジョインしておけば良かったかなーと反省。


元より、年間ベータ値は0.88と下落相場にも強いのが同社の特徴であり、サーモフィッシャーと並ぶヘルスケアセクターでも勢いのあるチャートとなっていおり、停滞しやすい同セクターの中では、ひときわ高い価値を誇る企業と言えます。


現在の所、TTMのEPSは4.68、PERは50にまで上昇していますが、まだ株価の伸びしろはありそうな気がしますね。


同セクターにおいては、先日ゾエティスを追加したばかりでしたが、やはり同社もPFに組み入れておいて間違いのなさそうな銘柄かな、と感じさせてくれる決算内容でした。




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