こんにちわ。


期待している中国株の1つである、ニオが2020年のQ3の決算発表をしました。


さらっと中身を見ていきたいと思います。






2020年Q3の決算内容

2020年第3四半期のニオの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は6億6660万ドルで昨年度対比146%増、前Q比21.7%増


  • 純損失は1億7500万ドルまで昨年度対比53.5%減、前Q比11.8%減


  • 2020年の調整後1株当たり利益(EPS)は-0.12ドル


  • 営業損失は1億3930万ドルで昨年度対比は60.7%減、前Q比で19.6%減


グラフにすると下記の通りになりました。
nio-q3
人民元⇒ドル換算していますが、もし間違ってたらスイマセン、後日修正します。



前回からの推移について

【NIO】ニオ
nio-chart


前Qを発表して以降、毎月10ドル単位で順調に株価を伸ばしており、気づけば46ドルを超えていました。


同社の売上9割は車両販売であり、主力であるES6、ES8が前年比146%以上と、大きく売り上下ているようですね。


バッテリーサブスクリプションサービスの今後は、まだ何とも言えませんし、黒字経営には遠く及ばないものの、ようやく粗利も12.9%と2ケタ台に達し、営業利益、純利益ともに昨年度対比でも大きく損失を減少で来ており、財務面の改善されている点も優秀です。


無事コンセンサスEPSは予測の-0.17を上回り、続くQ4の見通しも売上9億2180万ドルを予測と非常に強気の姿勢を見せています。


Q4では販売台数を16500~17000台と見込んでおり、まだ同社の躍進は期待できるものと見ています。






まとめ

EVといえばテスラですが、ようやくS&P500指数に採用されるということもあって、大きく株価を伸ばしたようですね。


まだライバルと呼ぶには程遠いものの、情報技術セクターにおいても中国国内の躍進は目覚ましいものがありますし、今後の急成長は自動車産業なのかも、と思い管理人も投資することにしました。


そして、近い未来はゲームもテンセントのような巨大企業が日本市場を席巻していくのかな、と思うと寂しい気もします。


今は鬼滅に沸く日本映画史上ですが、同時期上映となった「羅小黒戦記」(ロシャオヘイセンキ)という中国産アニメは、売り上げこそアレだったようですが、クオリティとしてはかなり高かったという評価の声をよく聞きます。





国内の超豪華声優陣を担いでいますし、このクオリティでも50人程度のスタジオで制作されているそうです。



本編は見ておりませんが予告で見ただけで、「あと数年後には日本の映画業界は勝てなそう」と直感で感じました。


他意はありませんがそれほど、中国国内のデザイン力、デザイナーの力量が恐ろしい早さで向上している、と認識しています。



翻って同社の車のデザインも、同様で決して悪くありませんし、ぱっと見で中国生産と言われても全く分からないですよね。


思うことは多々ありますが、同社の成長には期待しており、今後も買い増す可能性は高いと思います。


決算発表が、市場の終わり間近でしたので当日のチャートには反映されませんでしたが、本日夜の相場の反応を楽しみに待ちたいと思います。




最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

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