こんにちわ。
先日12/18日が全体的に好調であった半面、翌日の12/19はやや調整といった思惑通りの相場でした。
その中でも、IT関連のグロース株が顕著であり、特にセキュリティ銘柄が共通して大きく上昇した特徴的な日だったかな、と思います。
皆さん、ITセキュリティ関連の銘柄はお持ちでしょうか。
以前まで、ITセキュリティってあまり投資対象として、重要視されていなかった印象がありますが、徐々に変わりつつあるなと如実に感じる1日だったように思います。
その理由となったのが、以下の内容ですね。
従来までは、セキュリティ対策と言っても大事が発生した際の事後対応が多かったり、導入に積極的でない経営者も多く、運用、ランニングが取りにくいITサービスであったため安定、継続したセキュリティ企業は多くなく、軽視される傾向がありました。
しかし新しく多様化しすぎているITシステム化が進んでいる現在、すべてのハッキングに攻撃を防ぐということは事実上不可能となりつつあり、ゼロデイ、ゼロトラスト対策を講じたうえで、被害を如何に最小限にとどめるかといった考え方に切り替わりつつあります。
加えてコロナの影響でクラウド、SaaSが躍進した今年はクラウド系のセキュリティ関連銘柄も軒並み売り上げを拡大して株価が上昇しています。
つまり、セキュリティ関連は、インターネットの拡大に必ず比例していく、と考えられ関連する銘柄、もしくはETFを1つでも持っておくことは時代にマッチした投資であると言えるかと思います。
ちなみに今回の件で、感染経緯となった【SWI】ソーラーウィンズの株はどうなったかというと、
-3.42ドル(19.43%)の大暴落。
ま、そうなりますよね・・・。
ていうか、週明けにはまだ下がりそうな気配もしますが。
話を戻し、おさらいの意味を含めて、先週末に大きく躍進したセキュリティ関連銘柄を見ていきたいと思います。
【CRWD】クラウド・ストライク
今は西のテスラ、東のクラウド・ストライクか、と言わんばかりのクラウド・ストライク。
12月に入ってからの株価推移でも+50.41ドル、とまさに今の人気度は、横綱級と言えるでしょう。
参加するユーザー数が増えれば、増えるほど対策の効果が上がるという画期的なセキュリティ対策であり、今後の大本命とも言えそうな企業になりつつあります。
この2か月で、70ドルも増加し一気に200ドルを突き抜けました。
【ZS】ズィー・スケーラー
こちらはプライベートクラウドのセキュリティ支援プラットフォームを提供する、ズィー・スケーラー。
直近の決算もよく12月以降のスパイクから、こちらクラウド・ストライク同様に200ドルを目指す動きとなっています。
【VRNS】ヴァロニス
最近注目のイスラエル出身のエンドポイント・セキュリティ対策支援の企業、ヴァロニス。
同じくファイアウォールを世に生み出した、【CHKP】チェックポイントもイスラエルのネットワーク製品企業ですが、当日の株価は微増といったところでしたね。
【PANW】パロアルト・ネットワークス
次世代ファイアウォール、ネットワーク機器を製造、販売する企業です。
高スループット且つ、柔軟なUIを持ち、ガートナー評価でもリーダーポジションを堅持しており、非常に評価の高い、製品群が特徴です。
ログ収集及び解析のセキュリティ・サブスクリプションサービスも展開し、強い需要は衰えません。
【FTNT】フォーティネット
UTMと呼ばれる統合脅威管理型のファイアウォールを製造、販売している企業です。
従来のIPSを呼ばれた侵入検知に加え、ウイルス、スパムなどの検知もこなしセキュリティ管理者不在の企業でも運用しやすく、常に一定のシェアを獲得しています。
こちらもパロアルト同様に、強い需要を誇ります。
【FEYE】ファイア・アイ
上場直後に大きく、失墜してから4年近く停滞を続けていたファイア・アイでさえ大きく反応しました。
エンドポイント・セキュリティ型で、シェアを巻き返せずにいましたが、これを機に再評価される可能性は十分あり得ると思います。
20ドルを超えられるかが、課題かなと思いウォッチしています。
【NLOK】ノートン・ライフロック
旧社名であるシマンテックはご存じの方も多いかと思います。
ノートン360というエンドポイント・セキュリティ対策ソフトを販売しています。
【AVGO】ブロードコム
上記のノートンと同じく、シマンテック社のシマンテック・エンドポイント・セキュリティ(通称SEP)を買収したブロードコムも大きく反応しました。
半導体企業ですが、ソフトウェア分野の進出も拡大しており、今後の株価も期待できる企業の1つですね。
【BUG】グローバルX セキュリティETF
ウォッチしているETFの中で、当日最も株価を上げたのはXITKでした。
XITKの内訳として【ZS】、【CRWD】などが5位、6位と上位を占めている構成であり、両銘柄大きく株価上昇の役割を果たしていることは、想像に難くありません。
そんな中、破竹の勢いを続けるARKインベストを抑えて堂々の+2.19(8.63%)と、好成績を収めたのはこちらのETFでした。
今後の期待も強いグローバルX社のセキュリティ特化型のETFで、価格も買いやすいのが良いですね。
上記のような直接的なセキュリティ対策ソフトではなくても、以下のような間接的なセキュリティ対策となる関連銘柄も、十分に検討の余地はあるかと思います。
【NICE】ナイス
こちらもイスラエルの隠れ優良銘柄のナイス。
音声プラットフォームに強みを持ち、通信会話等の記録保持、コールセンターをサポートしています。
ちなみに、【FIVN】ファイブナインも+4.22(2.45%)と良い結果でした。
【SAIL】セールポイント・テクノロジーズ
ID管理と言えば、OKTAですが当日イマイチでした。
セールポイントは新高値を更新しつつあり、50ドルを超えてからのモメンタムも◎ですね。
いかがでしたでしょうか。
速足でしたが、今後も検討に値するセキュリティ銘柄のご紹介記事でした。
皆さんの参考になれば幸いです。
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先日12/18日が全体的に好調であった半面、翌日の12/19はやや調整といった思惑通りの相場でした。
その中でも、IT関連のグロース株が顕著であり、特にセキュリティ銘柄が共通して大きく上昇した特徴的な日だったかな、と思います。
今後、注目されるセキュリティ銘柄
皆さん、ITセキュリティ関連の銘柄はお持ちでしょうか。
以前まで、ITセキュリティってあまり投資対象として、重要視されていなかった印象がありますが、徐々に変わりつつあるなと如実に感じる1日だったように思います。
その理由となったのが、以下の内容ですね。
従来までは、セキュリティ対策と言っても大事が発生した際の事後対応が多かったり、導入に積極的でない経営者も多く、運用、ランニングが取りにくいITサービスであったため安定、継続したセキュリティ企業は多くなく、軽視される傾向がありました。
しかし新しく多様化しすぎているITシステム化が進んでいる現在、すべてのハッキングに攻撃を防ぐということは事実上不可能となりつつあり、ゼロデイ、ゼロトラスト対策を講じたうえで、被害を如何に最小限にとどめるかといった考え方に切り替わりつつあります。
加えてコロナの影響でクラウド、SaaSが躍進した今年はクラウド系のセキュリティ関連銘柄も軒並み売り上げを拡大して株価が上昇しています。
つまり、セキュリティ関連は、インターネットの拡大に必ず比例していく、と考えられ関連する銘柄、もしくはETFを1つでも持っておくことは時代にマッチした投資であると言えるかと思います。
ちなみに今回の件で、感染経緯となった【SWI】ソーラーウィンズの株はどうなったかというと、
-3.42ドル(19.43%)の大暴落。
ま、そうなりますよね・・・。
ていうか、週明けにはまだ下がりそうな気配もしますが。
話を戻し、おさらいの意味を含めて、先週末に大きく躍進したセキュリティ関連銘柄を見ていきたいと思います。
【CRWD】クラウド・ストライク
今は西のテスラ、東のクラウド・ストライクか、と言わんばかりのクラウド・ストライク。
12月に入ってからの株価推移でも+50.41ドル、とまさに今の人気度は、横綱級と言えるでしょう。
参加するユーザー数が増えれば、増えるほど対策の効果が上がるという画期的なセキュリティ対策であり、今後の大本命とも言えそうな企業になりつつあります。
この2か月で、70ドルも増加し一気に200ドルを突き抜けました。
【ZS】ズィー・スケーラー
こちらはプライベートクラウドのセキュリティ支援プラットフォームを提供する、ズィー・スケーラー。
直近の決算もよく12月以降のスパイクから、こちらクラウド・ストライク同様に200ドルを目指す動きとなっています。
【VRNS】ヴァロニス
最近注目のイスラエル出身のエンドポイント・セキュリティ対策支援の企業、ヴァロニス。
同じくファイアウォールを世に生み出した、【CHKP】チェックポイントもイスラエルのネットワーク製品企業ですが、当日の株価は微増といったところでしたね。
【PANW】パロアルト・ネットワークス
次世代ファイアウォール、ネットワーク機器を製造、販売する企業です。
高スループット且つ、柔軟なUIを持ち、ガートナー評価でもリーダーポジションを堅持しており、非常に評価の高い、製品群が特徴です。
ログ収集及び解析のセキュリティ・サブスクリプションサービスも展開し、強い需要は衰えません。
【FTNT】フォーティネット
UTMと呼ばれる統合脅威管理型のファイアウォールを製造、販売している企業です。
従来のIPSを呼ばれた侵入検知に加え、ウイルス、スパムなどの検知もこなしセキュリティ管理者不在の企業でも運用しやすく、常に一定のシェアを獲得しています。
こちらもパロアルト同様に、強い需要を誇ります。
【FEYE】ファイア・アイ
上場直後に大きく、失墜してから4年近く停滞を続けていたファイア・アイでさえ大きく反応しました。
エンドポイント・セキュリティ型で、シェアを巻き返せずにいましたが、これを機に再評価される可能性は十分あり得ると思います。
20ドルを超えられるかが、課題かなと思いウォッチしています。
【NLOK】ノートン・ライフロック
旧社名であるシマンテックはご存じの方も多いかと思います。
ノートン360というエンドポイント・セキュリティ対策ソフトを販売しています。
【AVGO】ブロードコム
上記のノートンと同じく、シマンテック社のシマンテック・エンドポイント・セキュリティ(通称SEP)を買収したブロードコムも大きく反応しました。
半導体企業ですが、ソフトウェア分野の進出も拡大しており、今後の株価も期待できる企業の1つですね。
【BUG】グローバルX セキュリティETF
ウォッチしているETFの中で、当日最も株価を上げたのはXITKでした。
XITKの内訳として【ZS】、【CRWD】などが5位、6位と上位を占めている構成であり、両銘柄大きく株価上昇の役割を果たしていることは、想像に難くありません。
そんな中、破竹の勢いを続けるARKインベストを抑えて堂々の+2.19(8.63%)と、好成績を収めたのはこちらのETFでした。
今後の期待も強いグローバルX社のセキュリティ特化型のETFで、価格も買いやすいのが良いですね。
まとめ
上記のような直接的なセキュリティ対策ソフトではなくても、以下のような間接的なセキュリティ対策となる関連銘柄も、十分に検討の余地はあるかと思います。
【NICE】ナイス
こちらもイスラエルの隠れ優良銘柄のナイス。
音声プラットフォームに強みを持ち、通信会話等の記録保持、コールセンターをサポートしています。
ちなみに、【FIVN】ファイブナインも+4.22(2.45%)と良い結果でした。
【SAIL】セールポイント・テクノロジーズ
ID管理と言えば、OKTAですが当日イマイチでした。
セールポイントは新高値を更新しつつあり、50ドルを超えてからのモメンタムも◎ですね。
いかがでしたでしょうか。
速足でしたが、今後も検討に値するセキュリティ銘柄のご紹介記事でした。
皆さんの参考になれば幸いです。
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