こんにちわ。


いつも当ブログに来て頂き、誠にありがとうございます。


ゲームエンジンを開発するユニティが、2020年のQ4の決算発表をしました。


決算自体は、2/4の発表でしたので内容をご存じの方も多く今更記事にする必要もない訳ですが、株価が大きく調整下落したため、買いに入るチャンスか同課を確認するため記事にしてみました。



ちなみに、最新の2021年3Qの決算内容はこちらです。



なぜか、最新の決算内容の記事よりも過去の記事のほうがアクセス数が多いので、念のため細心の法のリンクを貼っておきますね。


なんで、敢えて過去ログを見たがるのか、イマイチ判りませんが・・・。



それでは、さらっと中身を見ていきたいと思います。


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2020年4Qの決算内容

2020年第4四半期のユニティの発表は、ざっと以下の通りでした。


  • 純売上高は2億2030万ドル
    (2019年の1億4450ドルからの52.48%増加)


  • 純損失8350万ドル
    (2019年5057万ドルからの大幅増加)


  • 2020年の第1四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は-0.1ドル
    (2019年の-0.79ドルからの大幅増加)


  • 営業損失は8084万ドル
    (2019年の3600万ドルからの大幅増加)



グラフにすると下記の通りになりました。

u-q3



売上は順調そのものできれいな右肩上がりなのは、申し分ないです。



前回からの推移について

【U】ユニティ
u-chart



上場後2度目の決算ということで、今回も注目度と期待は相当高かったようですね。


しかし、期待値をやや下回る結果であったためか、当日の株価は20%近くの大幅な下落となりました。



たしかに予想以上の内容ではなかったとはいえ、ここまで株価下げるほど悪いか?


という気もしますが、PSRは40超、昨年上場して僅か6か月で100ドルも上昇しているので、


これにて落ち着きを取り戻し、正常値に戻りつつあるという印象です。
(それでもまだ少し割高とは思いますが)




EPSについては、ご覧の通り2期連続で予測を大きくビートしていますので、


この点、心配には及ばないと考えて良いでしょう。


eps


元より超キャッシュリッチな企業である上に、2019年以降のフリーキャッシュフローも


マイナスからプラスに改善されていたりと、資金面での懸念は皆無。



ただ唯一、解せないのがアプリ広告のビジネスでしょうか。


これは、ハマらないと思ってるのは私だけじゃないと思うんですけどね・・・。


もうちょっと、この潤沢な資金で3Dリアルタイムレンダリングできるソフトやクラウド用ビルドサービスなんかを展開してくれたほうが、良いと思うんだけどなぁ・・・と。






まとめ


年間を通して、やや営業損失は8%ほど増加したものの、平均成長率30%近い上昇は、素晴らしい内容だったかと思います。



また同社の強力な顧客でもあるMediatonic社によるフォールガイズは、ついに任天堂Switchに移植も決定したようですし、2021年のガイダンスも悪くないと感じました。





そう考えるとやっぱり、欲しくなる銘柄なんですよね。


ただし、破壊的なイノベーションというわけでもなく、企業買収による急成長という企業文化ではありませんので、ゲーム関連という中でも意外と地味な属性なのかもしれません。




個人的には一度手放して以来、再ジョインのタイミングをずっと狙っていたので、今回の調整はやっと訪れた買いのタイミングかな、と非常に迷っているところです。



さらに2021年の投資プランでは、ゲーム銘柄を1つのテーマとしており、同社は、まさに王道ともいえる投資対象銘柄に該当しているんですよね。



しかし、ユニティは長期にかけてプラットフォームを作っていく企業であるため、純粋に【NCTY】、【BILI】、【SE】といった短期で爆謄する大陸系ゲーム銘柄とも異なり


また【DKNG】、【SKLZ】といったゲーム市場を裾野を拡大する企業とも毛色が異なります。



加えて元よりボラティリティの高い銘柄だっただけで、同社の株を長期で持つにはそれなりの握力が試されるであろうことは、間違いないかと思います。



しかし、2~3年をかけてAdobeやAudoDeskのような、巨大なクラウドソフトウェア企業になってくれることを期待するのであれば、120ドルに足を付けた今が最後のチャンスかも知れないなー、と考えていたりします。




しかし、最も懸念すべきなのはユニティのロックアップ解除は3月17日となっており、SNS界隈での動向をピックしてみると売りの気配が強い印象もあるため、もう一度、暴落が来てもおかしくないことが予測されています。



もし、再ジョインするのであれば、3月のロックアップ解除を念頭に、ボックスを抜けるたびに少しずつ買い増ししていく、というスタンスが良いかもしれません。


引き続き、同社の株価動向は注意しておこうと思います。




【U】ユニティは、今後もゲームプラットフォームを牽引する巨人となるか。




【U】2021年から急にグロース株が失速する中、ユニティの最新決算を確認。




【U】ユニティの快進撃は、上場して直後から半年間でしたね。



最後まで読んで頂き、ありがとうございます。



皆さんの参考になれば、幸いです。


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