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エネルギー銘柄の大本命銘柄の1つともいえるエクソン・モービルが、2021年の1Qの決算発表をしました。
管理人は、ワンオークと同じくエクソン・モービルはコロナ期の底値で拾い、資金を投入する逆張りを行うことで、一発逆転を狙いました。
果たして、エクソン・モービルはコロナ以前の平均70ドルの株価に戻すことはできるのでしょうか。
同日シェブロンも発表となり、2021年度最初のエネルギーセクターの命運を決定づける1日となったのではないかと思います。
というわけで早速、内容を確認していきましょう。
続いて市場の反応と、株価の状況を見ていきたいと思います。
当日は-1.70ドル(-2.88%)の下落となりました。
この内容に対しての市場評価は、当然ながらマイナスといった形にせざるを得ないかと思います。
個人的には5%とかの大幅下落もあり得ると踏んでいましたが、割と穏やかな下げで済んだかな、という印象でした。
ほんの少しまでには原油高の流れを背景に、スルスルと60ドルも優に回復し、このまま順調な回復に進むかのような期待感に包まれていたエネルギーセクターでしたが、案の定、数字に対しての厳しい判断が下ったといった形です。
今回の決算は特に、コロナ回復を意識しすぎている感があり、期待感が先行しているのが厄介ですね。
アッヴィの決算でもお伝えした通り、当日ヒートマップは狙い撃ちされたかのように、焼かれる傾向が強いのですよね。
シェブロンに至っては-3.58%となっていたので、内容を見ていませんがより厳しい展開だったことが予想されます。
一方下流は、第4四半期に比べて改善したものの、市場の供給過剰と製品在庫の高止まりにより、10年来の低水準にとどまるマイナスとなっており、結果として振るわずといった形。
化学分野もマージン比率は改善されているものの、未だ前年比では7.6%減となりました。
加えて同社のキャッシュフローは93億ドルまでに回復しており、しっかりと負債を削減できつつあることはホルダーにとっても最も欲しかった情報かと思います。
要はキャッシュフローさえ維持できてさえいれば、同社に投資する最大の理由である配当に対する減配の懸念は、ほぼ払拭できていると考えて良いということになるからです。
まさに、エクソンモービルの復活劇はこれから、といったところで個人的には好意的に捉えています。
コンセンサスEPSに関して、問題なくビートすることができました。
発表当日では、それなりに下げたものの今後も同様の急落が続く可能性は、かなり低いとみて良いでしょう。
長年の賢いホルダーの方ほど、この銘柄はキャピタルゲインで稼ぐ性質でないことは承知の上のはず。
よって、判断基準はまだホールドして良いか、という点と買い増しするチャンスはいつか、という点に絞られてくるかと思います。
現在の株価推移では、55ドルでのサポートラインがしっかり機能しているため、エネルギー銘柄の復活に期待する投資家によっては、底値付近で買い増すというアクションは悪手ではないように思えます。
すでにエネルギー銘柄では、オクシデンタル・ペトロリアム、マラソンオイルなども先行している雰囲気がありますしね。
ただし、次の2Qまではグズグズする可能性が高いと考えており、エネルギーセクター全般の完全復活は、まだ先になる見通しを想定しています。
個人的な見解としてですが、ホールドは継続で問題ない、しかし買い増しするほど楽天的ではないといったところです。
管理人はエクソンモービルとの付き合いは3年以上にもなり、そのほとんどの期間を含み損で過ごしてきたため、もうすでに痛覚すら完全に退化して達観してしまったので、このままさらに長い時間をかけて配当を享受する形で回収するつもりです。
ちなみに余談ですが現時点で60ドルを持っていたなら、エクソンモービルを買わずにアルトリアを買いに走ると思います。
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エネルギー銘柄の大本命銘柄の1つともいえるエクソン・モービルが、2021年の1Qの決算発表をしました。
管理人は、ワンオークと同じくエクソン・モービルはコロナ期の底値で拾い、資金を投入する逆張りを行うことで、一発逆転を狙いました。
果たして、エクソン・モービルはコロナ以前の平均70ドルの株価に戻すことはできるのでしょうか。
同日シェブロンも発表となり、2021年度最初のエネルギーセクターの命運を決定づける1日となったのではないかと思います。
というわけで早速、内容を確認していきましょう。
2021年1Qの決算内容
2021年第1四半期の、エクソン・モービルの発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は591億4700万ドル
(2019年の561億5800万ドルから比較して5.32%増) - 純利益27億3000万ドル
(2020年-6億1000万ドルから比較して大幅増) - 調整後1株当たり利益(EPS)は0.64ドル
(2020年の-0.14から比較して大幅増) - 営業利益は36億2300万ドルで
(2020年の-2億2200万ドルから比較して大幅増)
続いて市場の反応と、株価の状況を見ていきたいと思います。
前回からの推移について
【XOM】エクソン・モービル当日は-1.70ドル(-2.88%)の下落となりました。
この内容に対しての市場評価は、当然ながらマイナスといった形にせざるを得ないかと思います。
個人的には5%とかの大幅下落もあり得ると踏んでいましたが、割と穏やかな下げで済んだかな、という印象でした。
ほんの少しまでには原油高の流れを背景に、スルスルと60ドルも優に回復し、このまま順調な回復に進むかのような期待感に包まれていたエネルギーセクターでしたが、案の定、数字に対しての厳しい判断が下ったといった形です。
今回の決算は特に、コロナ回復を意識しすぎている感があり、期待感が先行しているのが厄介ですね。
アッヴィの決算でもお伝えした通り、当日ヒートマップは狙い撃ちされたかのように、焼かれる傾向が強いのですよね。
シェブロンに至っては-3.58%となっていたので、内容を見ていませんがより厳しい展開だったことが予想されます。
上流河川は原油価格、天然ガスともに上昇に支えられる形でプラス収益収益に戻しており、従来通りのキャッシュフローも期待できそうです。
一方下流は、第4四半期に比べて改善したものの、市場の供給過剰と製品在庫の高止まりにより、10年来の低水準にとどまるマイナスとなっており、結果として振るわずといった形。
化学分野もマージン比率は改善されているものの、未だ前年比では7.6%減となりました。
各セグメントについても、内容としては非常に良いと言える結果ではなかったものの、昨年度の最悪期をほぼ脱することができており、2021年の新しい目標を見据えられる数字だったと感じています。
加えて同社のキャッシュフローは93億ドルまでに回復しており、しっかりと負債を削減できつつあることはホルダーにとっても最も欲しかった情報かと思います。
要はキャッシュフローさえ維持できてさえいれば、同社に投資する最大の理由である配当に対する減配の懸念は、ほぼ払拭できていると考えて良いということになるからです。
まさに、エクソンモービルの復活劇はこれから、といったところで個人的には好意的に捉えています。
まとめ
コンセンサスEPSに関して、問題なくビートすることができました。
発表当日では、それなりに下げたものの今後も同様の急落が続く可能性は、かなり低いとみて良いでしょう。
長年の賢いホルダーの方ほど、この銘柄はキャピタルゲインで稼ぐ性質でないことは承知の上のはず。
よって、判断基準はまだホールドして良いか、という点と買い増しするチャンスはいつか、という点に絞られてくるかと思います。
現在の株価推移では、55ドルでのサポートラインがしっかり機能しているため、エネルギー銘柄の復活に期待する投資家によっては、底値付近で買い増すというアクションは悪手ではないように思えます。
すでにエネルギー銘柄では、オクシデンタル・ペトロリアム、マラソンオイルなども先行している雰囲気がありますしね。
ただし、次の2Qまではグズグズする可能性が高いと考えており、エネルギーセクター全般の完全復活は、まだ先になる見通しを想定しています。
個人的な見解としてですが、ホールドは継続で問題ない、しかし買い増しするほど楽天的ではないといったところです。
管理人はエクソンモービルとの付き合いは3年以上にもなり、そのほとんどの期間を含み損で過ごしてきたため、もうすでに痛覚すら完全に退化して達観してしまったので、このままさらに長い時間をかけて配当を享受する形で回収するつもりです。
ちなみに余談ですが現時点で60ドルを持っていたなら、エクソンモービルを買わずにアルトリアを買いに走ると思います。
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