こんにちわ。
いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます!
2021年度4月度の決算で2度目の大ブレイクを果たしてなお、上昇を続けるUPSの決算を見ていきたいと思います。
正直なところ、今回の決算シーズン後の株価上昇率では群を抜いている銘柄ですが、今一つ話題にならないのが不思議なくらいです。
買うかどうかは別にして、これだけの株価上昇するほどの内容を無視するのも無碍だと思います。
運送会社の株価がこの1年で100ドルも上昇する強さの秘訣は何なのか、もし興味がない方でも立ち読みして行っていただけると幸いです。
それでは早速、内容を確認していきましょう。
なぜ、あえてUPSの決算を追うのかといえば、ただ株価が急上昇しているだけ、という理由ではありません。
実は、以前に保有していたんのですが、売却以降にすぐにブレイクしてしまい、再度インするタイミングを逃し続けてしまった後悔の銘柄の1つです。
FeDEXと一緒にずっとウォッチしていたが、今もなお保有し続けていれば、今回の決算でダブルバガー達成でした。
個人的な直感的ですが、こういった未練が残りずっと後ろ髪を引かれる銘柄は大抵正しい場合があり、買うのに遅すぎることはない、という判断が勝る時があります。
私にとっての【EL】エスティ・ローダーがそれでした。
さて、話を戻してUPSがただの一時的な人気銘柄なのか、それとも今後300ドルを超える王道銘柄へと成長する過程なのか、を決算を通してじっくり検討していきたいと思います。
2021年第1四半期の、UPSの発表は、ざっと以下の通りでした。
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・5倍だと・・!?
どこかで数字を読み間違えたかな・・・と思って念のためSeeking alpha裏とってみましたが間違ってませんでした。
決算当日の株価は10.4%とギャップアップし、4月内の株価上昇だけでも+20.05ドルでした。
今回の非常に評価の厳しい決算の中で、これだけの高騰を見せるのは管理人の知る中でも【BNTX】ビオンテックくらいだったのではないかと思います。
また同業のFexEXにも相乗効果をもたらし、こちらも5か月ぶりに300ドルに復帰しています。
同セクターである【WM】ウェイスト・マネージメントも3月から株価は27%も増加していますし、グロースが大きく売られている反面、過去にないほどこれらのサービス業セクターに大量の資金が流れているようです。
さて、今一度UPSのチャートに戻りますが、今回大きく窓を上げて株価が上昇した後も確定売りに押し負けることなく、毎日1%程度を刻みながら上昇をキープしています。
この値動きは、昨年度の8月決算の際と同じですね。(図の左側にある矢印)
当時でも2回に分けて40ドル近く上昇したので、根拠なく同様の期待値を求めるなら220ドルもあり得るのかもしれません。
もうしばらくイナゴが成立する可能性もありますが、いったん凪のステージになるとその反動でビタっと値動きが止まるので過信は禁物だと思います。
米国外の売上は全体で20%増、とりわけアジアで43%、ヨーロッパでも27.7%という強い成長を見せており、同様に営業マージンは23.7%増という驚異の数字になっています。
この辺りが、今回の強い決算を生み出している理由の1つであり、CEOであるキャロル・トメ氏の掛けた魔法なんだと考えています。
キャッシュフローですが、こちらも決算資料から抜粋。
潤沢なフリーキャッシュは、37億円にも達しておりますが残念ながら、自社株買いは実施しない、とのこと。
ガイダンスの発表のアプデはありませんでしたが、コロナ禍からの完全な復帰を視野に、引き続き強い回復需要を見込んでいるとのことでした。
こうしてみると、本命のリア充銘柄は、UPSだったのかもしれません。
完全に見落とした、というより、盲点でした。
最後にコンセンサスEPSについてですが、圧巻の内容でした。
予測EPS1.72に対して、2.77という大勝で予測値を1以上上回るって、並大抵の決算ではないことがこの図からも判りますよね。
ちなみに、GAAPのEPSでは5.47で昨年度の1.11に対して、392.8%増でした。
まさにモンスター決算にふさわしい内容でしたね。
元は、ホームデポのエグゼクティブバイスプレジデントであり1995年にUPSに参与、2019年からCEOとなっています。
以前にはウェルズ・ファーゴの商業融資担当していたこともあり、2020年以降のUPSの株価の飛躍と見事にマッチしています。
このストーリーを見たところ、少なくとも短期的な株価の上昇としてスルーするのは、勿体ないと改めて感じるようになりました。
という訳で、重要なことをお伝えしておくことがあるんですが、
LYFTをすべて売却して、UPSを購入しました。
まだまだ同社の躍進が止まらなそうであれば、他の銘柄を売却してでもUPSを買い増して行こうかと考えています。
いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます!
2021年度4月度の決算で2度目の大ブレイクを果たしてなお、上昇を続けるUPSの決算を見ていきたいと思います。
正直なところ、今回の決算シーズン後の株価上昇率では群を抜いている銘柄ですが、今一つ話題にならないのが不思議なくらいです。
買うかどうかは別にして、これだけの株価上昇するほどの内容を無視するのも無碍だと思います。
運送会社の株価がこの1年で100ドルも上昇する強さの秘訣は何なのか、もし興味がない方でも立ち読みして行っていただけると幸いです。
それでは早速、内容を確認していきましょう。
2021年1Qの決算内容
なぜ、あえてUPSの決算を追うのかといえば、ただ株価が急上昇しているだけ、という理由ではありません。
実は、以前に保有していたんのですが、売却以降にすぐにブレイクしてしまい、再度インするタイミングを逃し続けてしまった後悔の銘柄の1つです。
FeDEXと一緒にずっとウォッチしていたが、今もなお保有し続けていれば、今回の決算でダブルバガー達成でした。
個人的な直感的ですが、こういった未練が残りずっと後ろ髪を引かれる銘柄は大抵正しい場合があり、買うのに遅すぎることはない、という判断が勝る時があります。
私にとっての【EL】エスティ・ローダーがそれでした。
さて、話を戻してUPSがただの一時的な人気銘柄なのか、それとも今後300ドルを超える王道銘柄へと成長する過程なのか、を決算を通してじっくり検討していきたいと思います。
2021年第1四半期の、UPSの発表は、ざっと以下の通りでした。
- 純売上高は229億800万ドル
(2020年の180億3500万ドルから比較して27.1%増) - 純利益47億9200万ドル
(2020年9億6500万ドルから比較して496.58%増) - 調整後1株当たり利益(EPS)は2.77ドル
(2020年の1.15から比較して240.08%増) - 営業利益は27億6500万ドルで
(2020年の22億1200万ドルから比較して25.0%増)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・5倍だと・・!?
どこかで数字を読み間違えたかな・・・と思って念のためSeeking alpha裏とってみましたが間違ってませんでした。
前回からの推移について
【UPS】ユナイテッド・パーセル・サービス決算当日の株価は10.4%とギャップアップし、4月内の株価上昇だけでも+20.05ドルでした。
今回の非常に評価の厳しい決算の中で、これだけの高騰を見せるのは管理人の知る中でも【BNTX】ビオンテックくらいだったのではないかと思います。
また同業のFexEXにも相乗効果をもたらし、こちらも5か月ぶりに300ドルに復帰しています。
同セクターである【WM】ウェイスト・マネージメントも3月から株価は27%も増加していますし、グロースが大きく売られている反面、過去にないほどこれらのサービス業セクターに大量の資金が流れているようです。
さて、今一度UPSのチャートに戻りますが、今回大きく窓を上げて株価が上昇した後も確定売りに押し負けることなく、毎日1%程度を刻みながら上昇をキープしています。
この値動きは、昨年度の8月決算の際と同じですね。(図の左側にある矢印)
当時でも2回に分けて40ドル近く上昇したので、根拠なく同様の期待値を求めるなら220ドルもあり得るのかもしれません。
もうしばらくイナゴが成立する可能性もありますが、いったん凪のステージになるとその反動でビタっと値動きが止まるので過信は禁物だと思います。
正直なところ、後半の伸びの強さはジム・クレイマーの後押しもあったと思うんですけどね。
という訳で、決算の中身についてですが
売上に関してはパッケージ単価が12.5%増、米国内でも22.3%という成果になりました。
調整後の営業マージンでも、米国内だけで9.2%増の上昇と恐ろしいほどの財務改革が起こっています。
という訳で、決算の中身についてですが
売上に関してはパッケージ単価が12.5%増、米国内でも22.3%という成果になりました。
調整後の営業マージンでも、米国内だけで9.2%増の上昇と恐ろしいほどの財務改革が起こっています。
米国外の売上は全体で20%増、とりわけアジアで43%、ヨーロッパでも27.7%という強い成長を見せており、同様に営業マージンは23.7%増という驚異の数字になっています。
この辺りが、今回の強い決算を生み出している理由の1つであり、CEOであるキャロル・トメ氏の掛けた魔法なんだと考えています。
キャッシュフローですが、こちらも決算資料から抜粋。
潤沢なフリーキャッシュは、37億円にも達しておりますが残念ながら、自社株買いは実施しない、とのこと。
ガイダンスの発表のアプデはありませんでしたが、コロナ禍からの完全な復帰を視野に、引き続き強い回復需要を見込んでいるとのことでした。
こうしてみると、本命のリア充銘柄は、UPSだったのかもしれません。
完全に見落とした、というより、盲点でした。
まとめ
最後にコンセンサスEPSについてですが、圧巻の内容でした。
予測EPS1.72に対して、2.77という大勝で予測値を1以上上回るって、並大抵の決算ではないことがこの図からも判りますよね。
ちなみに、GAAPのEPSでは5.47で昨年度の1.11に対して、392.8%増でした。
まさにモンスター決算にふさわしい内容でしたね。
当四半期において、我々は、"Better not bigger "というフレームワークのもと、戦略を継続して実行しました。これにより、市場で最高の機会を獲得することができ、記録的な業績、記録的な財務成績を達成することができました。
以前にはウェルズ・ファーゴの商業融資担当していたこともあり、2020年以降のUPSの株価の飛躍と見事にマッチしています。
このストーリーを見たところ、少なくとも短期的な株価の上昇としてスルーするのは、勿体ないと改めて感じるようになりました。
という訳で、重要なことをお伝えしておくことがあるんですが、
LYFTをすべて売却して、UPSを購入しました。
まだまだ同社の躍進が止まらなそうであれば、他の銘柄を売却してでもUPSを買い増して行こうかと考えています。
コメント