こんにちわ。


いつも当ブログに来て頂き、ありがとうございます!


久しぶりにですが、売買報告の記事となります。


先日の記事でお伝えした通り、現在は決算も終盤に差し掛かかりセクターローテーション真っ最中であり、短期的な株価を追いかけているだけでは相場に飲み込まれて資金を簡単に失ってしまう局面です。





そのため、今とるべきアクションとしては今一度長期目線の投資を再認識して、投資対象を選択していくことが必須となります。


上記の件を踏まえて、今回は大きめの資産移動に踏み切ることにしました。


皆さんの参考になれば幸いですが、最後までお楽しみ頂ければと思います。







【SOXL】を売却


さて、早速の売買報告となりますが、【SOXL】を一部利確しました。

soxl-chart


株数にして60株ほどでしたので、日本円にして24万円超の資金回収となりました。


利確と言えるほどの金額ではない程に大幅に下げてしまったので、もう少し判断を速めておけばよかったかな、と思っています。



理由については皆さんのご想像の通りですが、半導体銘柄全体の停滞が予想以上に長期化しそうという懸念からで間違いありません。



正直なところ、半導体は今後もひたすら上昇していくだけの強気なセクターなので、通常であれば手放す必要はないのですが、SOXLのようにレバレッジが効いている商品だと話は変わってきます。



個人的にはレバレッジ商品はあくまで短期、もしくは一時的な利ザヤを得るために利用しています。


利用しやすいタイミングも判りやすく暴落直後に買い、株価が戻したら売る、単純明快なルールで運用します。


たとえ強気だとしても長期で保有してもレバレッジによる下落要素が大きいため、結果として予想以上にリターンを稼げないことも判明していることから、利確ありきで運用していないと破綻してしまいます。


それゆえ、半導体の需要は重々承知の上、もう一度風向きが変わってくるまでの間、保有し続けるのはナンセンス極まりないため、売却して現在のセクターローテーションの波に乗ったほうが資産を増やせるはずと判断した、ということです。


市場の考察からアクションを考える


で、売却した資金をどこにどう使っていくかを考えていく前に、状況を整理しておきたいと思います。


一般的なセクターローテーションと言えば、こちらの図の通り。


g_market_report_fo_hiro_161205_02

今回、SBI証券さんの画像をお借りしました。



円の上側にある通り、GAFAMを筆頭とするハイテク株が好決算だったにもかかわらず売られ、CATやGEなどの工業、MMMなどの素材がじわじわと数字と株価を取り戻しつつある状況だと考えています。


一旦落ち着いたかに見えた米国10年債利回りも再び1.6を超え始め、インフレへ向かう雰囲気を無理やり抑えているような印象です。


しかし、出遅れていたヘルスケア、金融が息を吹き返したりと全体的にちぐはぐ感が漂っており、セクターの入れ替わり自体が発生しているわけでもないような・・・?


GAFAMの中でもフェイスやGoogleのような広告事業が順調な企業は許されて、ネットフリックスやピンタレストのように売り上げは申し分なかったのに、MAUが減少傾向にあるだけで大きく売られてしまったりと、嫌気される個体差が激しいとでも言いましょうか。


ちょっと前まではハイテクグロース株なんて、売上さえ前期比40%超えてれば買いのようなもっと、ガバガバなルールが通用されていたのに、売上、EPS、ガイダンスの全て揃ってないとNGな環境へと様変わりしています。



そこで今市場に起こっている状況を自分なりに考えてみたのですが、


投資家がビビッてしまっている


という感じが一番しっくり来ています。



ある意味これが普通なのかもしれませんが、やはり昨年度のようなバブル相場のような投資の仕方を改めるべきという点は間違いないでしょう。


決算に対する市場の評価が極端に厳しくなる一方、強い銘柄に資金が一極集中しており


爆益か、それ以外か、といったゼロサムゲームのような株価の2極化が進みつつある。



詰まるところ今のハイテクグロース株が、2月、3月度の頃よりも激しく売られているのは、決算が良くなかっただけではなく、今強い銘柄に乗り換えるための資産移動で手放す投資家が増えている、という見方です。


とりわけ、オールドエコノミー銘柄、配当重視銘柄に回帰している傾向が特に強く感じられ、割高だとしても良決算を発表した銘柄の株価をさらに押し上げて行っているという印象を感じています。



新たなゲームプランを実行


そうなると結論としては、強くて人気のある銘柄に投資する、が正解になります。


平たく言えば、イナゴをやってりゃ勝てる安牌な相場に変わりつつある、ということなのかもしれません。



そうなると、投資する対象は限りなく絞られてくるはずです。


なおかつ、今後のリオープニング対象であり、破竹の勢いを続ける銘柄に一局集中する、を


私なりのアクションに置き換えてみた結果、SOXLの売却益を以下の通り移し替えました。



【UPS】ユナイテッド・パーセル・サービス全力買い
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直近のUPSの決算に関する記事についは、下記のとおりです。




本物のイナゴ投資家だと思われてしまうかもしれませんが、今のところ思いつくベストアクションだとも思っています。


記事に述べた通り、UPSは大きな変革への過渡期ともいえる気がしており、過去の売却してしまった失敗を取り戻すためにも、現時点で全力で取り戻したほうが良いと考えた結果でもあります。


そのためには、恥も外聞もなく、結果だけを求めていきたいと思います。





まとめ


今後も保有銘柄に関して、さらに売却を加速させていく可能性が高いと考えています。


というのも、米国会社四季報は、ようやく5週目を読み返しており、新たなウォッチリストに関して、以下のような構成で検討しているところです。


  • 服飾関連を1銘柄程度

    RL】ラルフローレン
    【TJX】TJX
    【LEVI】リーバイス
    【TPR】タペストリー


  • 金融関連を1~2銘柄

    【TROW】T.ロウ.プライスグループ
    【PRU】プルデンシャル
    【WFC】ウェルズ・ファーゴ

  • ハードウェア関連を1銘柄

    【HPQ】ヒューレットパッカード
    【STX】シーゲイト
    【GRMN】ガーミン
    【TEL】TEコネクティビティ

  • ヘルスケアを1銘柄

    【INMD】インモード
    【SWAV】ショックウェーブ・メディカル
    【HCAT】ヘルス・カタリスト


いずれもなるべく長期で保有できそうで、かつしっかり配当をくれる銘柄を中心にピックしています。


この選択にさえ間違わなければ、少なくともこの1年は安定した米国相場になるであろうことを期待できるので、最も効果の高いと考えられる銘柄を中心にポートフォリオ銘柄の再構築を進めていきたいですね。


また別途購入した銘柄については、個別記事で報告してきたいと思います。



皆さんの参考になれば、幸いです。



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